オーダースーツ専門店テーラーヨシダでは、本当のフルオーダースーツをお届けしています

PROCESS スーツづくりの流れ

オーダーメイドスーツは、お客様と職人が一緒にスーツを作り上げることで、最高の一着に仕上がります。
スーツづくりの流として、テーラーヨシダのこだわりとともに、ご説明いたします。

※ご覧になりたい工程をクリックしてください

お問合せ

当店のフルオーダースーツについて、気になる点がございましたらお気軽にお尋ねください。
1着が仕上がるまでに約1ヶ月程かかりますので、初めてのお客様には是非ご不安な点もお話いただければと存じます。
もちろん、直接会って詳しく話しをされたい場合、お打合せの形でお話をお伺いすることも可能です。

※お問合せの際、相談メインのご予約と、お伝えいただければ幸いです。 ※当店の価格・ラインナップをご確認の場合はこちらからどうぞ >>

まずは、お電話、もしくは メールでお問合せくださいませ。

お電話・メールの場合

ご予約・各種お問合せ

ご予約

当店は予約制で承っております。(出張で不在の場合もございますので、できるだけご予約をお願いいたします。)
お打合せのご希望日時をお教えくださいませ。お客様のご来店に合わせて準備いたします。尚、ご自宅やオフィス等、ご希望の場所へお伺いすることも可能ですので、必要に応じてお申し付けください。

お電話・メール・ご来店 のいずれかご都合の良い方法でお問合せくださいませ。

お電話・メールの場合

ご予約・各種お問合せ

ご来店の場合

お打合せ

1.生地 2.裏地とボタン 3.スタイルとディテール 4.採寸 5.ご予算 、の計5点をメインに具体的なお打合せをさせていただきます。スーツへのお気持ち・ご希望を是非お聞かせください。ご要望をお伺いしつつ、職人としてご提案させていただきます。もちろん「おまかせ」も可能です。
ご内容によりますが、所要時間は50分~が目安です。

1生地詳しく見る

店内に取り置きした豊富な生地、もしくはバンチサンプル(生地見本)からお客様のイメージに合う生地をお探しします。取り置きしている生地については、実際に肩からかけ、仕上がりをイメージしていただきます。ぜひ、お気に入りの生地はどんどん肩にかけてイメージを膨らませてください。

生地選びのポイントとして、室内の照明の光、屋外の自然光によりイメージが違って見えます。店内では大きな窓を設けておりますので、屋外からの光と屋内の照明で色合いを確かめながら、ゆっくりお選びください。

また、バンチサンプル(生地見本)にお好みの生地がございましたら、必要な用尺だけイタリア、英国から航空便で取り寄せいたします。

※ご自宅等へお伺いの場合は、トランクケースに入れてお持ちいたします。

2裏地とボタン詳しく見る

ボタンにはホーンやナットなどの天然素材をご用意してございます。天然素材は使いこむほどに深い光沢が生まれますのでお勧めしています。

裏地はシルク、キュプラ、などの混紡を使います。強度と美しさを考えると、混紡が理想的です。

尚、仮縫いの状態の服に、ボタンや裏地を合わせて お選びになられた方が、出来上がりイメージがつかみやすくなります。お打合せ時は下見、仮縫いの時に本決め、とお選びいただくことも可能です。

※ご自宅等へお伺いの場合は、トランクケースに入れてお持ちいたします。

3スタイルとディテール詳しく見る

フルオーダーメイドスーツの魅力である、ご希望のスタイルとディテールについて、具体的にお打合せいたします。特に、ディテールへのこだわりが、スーツの雰囲気を引き締める大事な役割を持っています。
決めることがたくさんありますが、お客様だけのスーツを作り上げる大事な過程であり醍醐味です。ご一緒に会話を進めながら、ひとつづつ決めていきます。
もちろん、こだわりのポイントだけをお伝えいただき、それ以外を お任せいただくことも可能です。
イメージ作りの参考に、下記の表を是非ご一読くださいませ。

スタイルについて < 参考例 >

1つボタンか?2つボタンか?それ以上か?

シングルかダブルか?

衿の形・巾

ゴージラインの高さ

ベントの数Vゾーンの深さ

全体のシルエット    etc ...

ディティールについて < 参考例 >

【 袖口の仕様 】

ネームの字体に位置

見返し裏仕様(総裏、背抜き)

見返しポケットの数と位置

【 パンツについて 】

全体のシルエットが細目か太目か?

プリーツ(タック)の数

前立てはファスナー?ボタン?

脇ポケットは縦?斜め?

裾口はシングル?折り返し付き?

サスペンダーボタンは必要か    etc ...

当日ご用意いただくと嬉しいもの

拝見できたり、イメージがある場合は、是非お教えください。職人が一層イメージを膨らませやすくなります。

現在ご愛用のスーツやお気に入りのスーツ。
実際に着た状態で お身体の動かし方を見せていただいたりすることで、フィット感の把握がしやすくなります。

写真や雑誌の切り抜きや、参考となる映画や俳優の名前。

ご着用予定のシーン(ビジネス、パーティ、演奏会、冠婚葬祭 など)。

ご希望の着心地(タイトなフィット感、ゆったりしたフィット感 など)。

4採寸詳しく見る

お客様のお身体の特徴を把握しながら、スーツ用のサイズを採寸いたします。

テーラーヨシダは、この採寸の工程をとても大切にしています。なぜなら、職人が実際にお会いし、目で見、手で触れたことがなければ、お客様の身体にピタリとあうスーツは出来ないからです。そして、お客様と会話を交わしたことがなければ、お客様の心にしっくりくるスーツは出来ないからです。

肩甲骨の張り具合い、姿勢が反身体か屈身体か、お尻の形、ふくらはぎの張り具合い など、スーツをお召しになったときのシルエットを想定しながら、手際よく採寸するよう、心掛けております。リラックスしてお任せください。

具体的な採寸箇所は下記の表をご参考ください。

採寸箇所

総丈、上着丈、背巾、肩幅、胸巾、バスト、ウェスト、ウェストバンド、ヒップ、肩の上がり下がり、裄丈、袖丈、腹丈、腹巾、ズボン丈、股下、アームホール etc ...

※お客様の体型により、さらに採寸箇所は増えることがあります。

※ご自宅等へお伺いの場合は、採寸の場所もお借りいたします。

5お見積詳しく見る

お打合せの内容により、総額をご提示します。
コンケープショルダーといったオプションや、ベスト・コートといったアイテムも承っておりますので、ご希望の場合はお打合せ時にお申し付けください。

※詳しいお支払い方法等は、お見積の際に ご説明させていただきます。

※お打合せの日に、「ご注文」の手続きを行うことも可能です。

テーラーヨシダの価格と商品ラインナップについて

価格・商品ラインナップ

ご注文

お打合せとお見積の内容にご納得いただけましたら、ご注文くださいませ。
尚、ご注文は 必ずお客様にお会いする方法で承っております。
ご都合のよい日時・場所をお教えくださいませ。 ※お電話・メールはこちら>>

また、フルオーダーメイドスーツという商品の性質上、
ご注文時に、商品価格の 20% を手付金としてお願いしております。

ご入金確認後に生地の裁断を開始いたしますのと、以降のキャンセルはお受けできません。
詳しくは、 お支払いについて をご確認くださいませ。

テーラーヨシダの価格と商品ラインナップについて

価格・商品ラインナップ

型紙作成

いよいよ、スーツづくりが始まります。
まずは型紙づくりからです。

お打合せ内容と採寸データを基に、流行のライン踏まえつつ、それをどのようにお客様に応用するか考えながら、ラインを引きます。
テーラーヨシダではCADを使いません。お客様の身体に触れた手で、その感触を思い出しながら、ラインを引きます。微妙な曲線はフリーハンドで描きます。

この型紙は、お客様のカルテとして大切に保管させていただきます。

地のし

次に地のし(ヂノシ)です。

裁断に入る前の生地の下ごしらえの工程です。水の霧を服地にふきつけ、アイロンをかけることにより、服地をあらかじめ縮ませる工程です。これを「縮絨」(シュクジュウ)させるといいます。この工程により仕上がり後の縮みによる型崩れを防ぎます。また、アイロンをかけながら、生地の「地の目」(縦・横の織目)を整え、生地の特徴を把握します。

裁 断 (カッティング)

型紙を基に、生地に設計図を描き起こし、針入れ等の丁寧な下準備を経て鋏(ハサミ)を入れてゆきます。

この工程も、テーラーヨシダでは手作業で行います。
単なる転写・裁断ではなく、生地の特性を目と手で読みながら行うからです。仮縫い後の補正・数年後の補正のための「ゆとり」も見越して、丁寧にカットしていきます。

仮縫い

裁断した生地をしつけ糸だけで縫い合わせる工程です。
平面だった生地が立体のシルエットを得ます。

実は「仮縫い」にはもう1つの意味があります。
それは、次の工程でご説明いたします。

仮縫い

「仮縫い」という言葉には二つの意味があります。
一つは「裁断した生地をしつけ糸だけで縫い合わせる工程」のこと。もう一つは「その縫い合わせた服をお客様に着ていただいて、補正をする工程」です。
同じお客様が同じ寸法でお仕立てになられるときも仮縫いの工程は欠かせません。生地の持ち味で微妙な補正が必要になるからです。

この段階は、まだディテールの変更が可能ですので、実際に着ていただき感じたことはなんでもお伝えください。必要に応じて中仮縫いも行います。

また、この工程で裏地とボタンをお選びになる方もいらっしゃいます。仮縫い状態の服なのでイメージが一層つかみやすいと思います。 「お打合せ」の「2.裏地とボタン」をご参考ください。

仮縫いの主なチェックポイントは下記の表をご参考ください。

仮縫いチェックポイント

ズボンの腰廻り寸法確認

スボンの股上

股下寸法確認

打ち合い確認

前身と後身のバランス確認

胸の浮き、背中の跳ねの確認

胸巾・背巾の確認

ボタン位置確認

ポケット位置確認

袖を外して肩先ゆとりの確認   etc ...

※仮縫いの際に、商品価格の 30% をお願いしております。
詳しくは、 お支払いについて をご確認くださいませ。

本縫い

製作工程の中で、最も複雑で長い工程です。そして、縫製、アイロンワークなどの「経験の技」が最も重要な工程です。

お客様のご希望と体の特徴を考え、丁寧に縫製いたします。身体はお一人お一人千差万別であり、加えて生地の持ち味も千差万別です。これらを全て頭に入れてながら、お客様の体に寄り添うように芯地などの「見えない部品」を入れていきます。

縫い方には様々です。主に手縫いを行います。身体に柔らかく優しくなじむよう、かつ強度を持たせるため、一針一針、全体の具合を見ながら縫製します。反面、シャープなライン部分は足踏みミシンの特性を活かして仕上げるなど、美しいシルエットにするため、処々使い分けて行います。

本縫いの工程は大変複雑ですので、全てをご説明できませんが、品質のポイントにもなる「ボタンホールの穴かがり」と「ハ刺し」をご紹介します。

ボタンホールの穴かがり詳しく見る

穴糸を必要な分カットして、蝋をつけてアイロンでなじませます。糸の滑りをよくするためです。それから、一針一針丁寧にボタンホールをかがっていきます。

手仕事ならではの立体感は、デザインにもなります。
ボタンの留めやすさ・丈夫さ以外の魅力も是非ご一見ください。

ハ刺し詳しく見る

衿は洋服の顔です。
より美しくロールさせるために、「ハ刺し(はざし)」を施します。縫った後の糸がカタカナの「ハ」の字に見えるので「ハ刺し」と呼ばれるこの工程は、生地と芯地を一体化させ、立体的な曲線を実現します。接着剤での一体化とは違って、湿気を帯びたりクリーニングを繰り返しても、衿にヨレが起きにくい機能も持ちます。
長く美しくご愛用いただけるスーツとして、表には見えないながら、とても重要な手仕事です。

納 品

当店でのお渡し、もしくは、お客様のご希望の場所へお届けに伺います。

納品では、出来上がったスーツを着ていただき、最終チェックをいたします。万が一納品後に不具合がございましても、責任持ってお直しさせていただきます。

また、お客様がお選びになった生地ならではの取り扱い注意点、メンテナンス方法などもお伝えいたします。共布もお渡しいたしますので、虫食い、鍵裂き、タバコの穴あきの際には洋服とともにお持ちくださいませ。お直しいたします。

このようにして、お客様だけの世界に一つのスーツができあがります。ぜひ、テーラーヨシダのスーツをあなたのワードローブにお加えください。

※納品の際に、商品価格の 50% をお願いしております。
詳しくは、 お支払いについて をご確認くださいませ。

仕立て直し

テーラーヨシダではスーツのお直しも受け付けています。昔のスーツのシルエットを今風に変更したり、オーバーサイズのスーツをジャストサイズに直します。
レディーステーラードスーツ、ユニバーサルデザインスーツ(車椅子ご使用のお客様)のご注文も承っております。お気軽にご相談ください。

仕立て直しについて

仕立て直し

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